院内研修『歯の外傷予防と外傷性歯根破折歯への対応』

 毎月最終月曜日は、歯科口腔外科の嘉手納先生にご指導頂きながら、スタッフ全員で勉強会を行っております。

 今回は転んだ時やぶつかった時、スポーツ中などに起こる歯のケガ(歯が折れた、歯がめり込んだなど)の対応について学びました。

 歯のケガを予防するには乳幼児・学童期に外でしっかり遊び、敏捷性や調整能力などの基礎体力を養うことが大切だそうです。また、スポーツ時はマウスガードを付けるなどの対策も有効です。

 それでも、遊んでいる時、スポーツの時、仕事の時など歯のケガは完全に防止できるわけではありません。もし、歯が抜けてしまった時は絶対に洗わず、牛乳につけるか口の中に入れて(飲み込まないように注意!)クリニックにお越し下さい。


 自宅で出来る応急処置の方法は歯科医師会ホームページで紹介していますので、ぜひ一度ご覧下さい。

 ◆ 歯のケガの応急処置(乳歯の場合) https://www.jda.or.jp/tv/59.html
 ◆ 歯のケガの応急処置(永久歯の場合) https://www.jda.or.jp/tv/58.html




歯科衛生士学校で食育講義

院長の太田です。

衛生士学校講義スライド

昨日の午後はお休みをいただき、福岡歯科衛生士専門学校で食育の講義をしてきました。

「食育」というと対象は「こども」だけだと思われがちですが、そうではありません。「食べること」と考えると、虫歯や歯周病などの他の治療時や、妊婦さんや高齢者、そして在宅医療にも関わってくるので、責任は重大。でも、その分、やりがいも大きいのです。お口の健康を守る歯科衛生士を目指す学生さん達に、当医院での取り組みなどをお話しして、未来の自分達の仕事をイメージしてもらいました。

現場に飛び出してくる日が楽しみですね\(^o^